社会人・恋人編<23>

※性的な描写があります、苦手な方は閲覧ご注意ください。




例えば、人と人との繋がりと言うのは、必ずしも規則的に進んでいくものではなく、ある日ある時を境に、グッと近づいたり深まったりするものなんじゃないかと思う。

恋人と言う不確かな関係性のぼくたちには、だからこそ、一瞬一瞬が大切なわけで───






─Up to you !Ⅱ─<第23話>






キスの後、乳房を吸い、そのまま徐々に下がって行くと、瑠璃さんはやっぱり脚を開くことに抵抗を見せた。

「・・・・」

この後に及んで、瑠璃さんは・・・

今の今「ぼくの言う通りにする」と約束したばかりじゃないか。

「瑠璃さん」

太ももに手を掛け、少しなじるような声で言うと、瑠璃さんはまたしても「あー」だか「うー」だかの呻き声を上げた。

「やっぱり明る過ぎるって言うか・・・」

「さっきの約束は」

「うーん。約束を守りたいのはヤマヤマなんだけど、脚を閉じちゃうのは、こう、なんて言うか、女の本能って言うか・・・」

なんてもごもごと言い、ぼくは密かに息を吐いた。

何が女の本能だよ。

そのうち、武士道とか言いだすんじゃないだろうか。

黙ったまま、半ば無理やり脚を開かせると

「あ」

慌てたように瑠璃さんが声を上げた。

だけど、もう遅い。

手で押さえれば、瑠璃さんの力ではもう脚を閉じることは出来ないんだし、こういうことはある程度の強行突破も必要だろう。

例えば、人と人との繋がりと言うのは、必ずしも規則的に進んでいくものではなく、ある日ある時を境に、グッと近づいたり深まったりするものなんじゃないかと思う。

恋人と言う不確かな関係性のぼくたちには、だからこそ、一瞬一瞬が大切なわけで、ぼくとしては、昨夜からの時間で瑠璃さんとの仲がより濃密なものになったと思っている。

だから昨夜みたいに、瑠璃さんが何度も上り詰めてくれるのも、こんな風に明るい中で裸身を晒してくれるのも、全部、ぼくとの信頼関係の証と思えるんだけど、瑠璃さんに取ってはまだ恥ずかしさが優先しているのかも知れなかった。

この分だと、まだまだ、と言うか、この先もずっと瑠璃さんの<イヤ>には手こずらされるのかも知れないなぁ・・・

そのたび、宥めたり機嫌を取ったり。

まさか、怒るわけには行かないし。

いや、ただの惚れた弱みなのかも知れないけど。

だけど、もちろんぼくは諦める気も、投げ出す気もないのだった。

ぼくは、瑠璃さんが思っているよりも、多分、記憶力があり、ついでに探求心もある。

それに、オトコとして相応にスケベだ、とも思う。

そうして何よりも、瑠璃さんのことが好きだ。惚れている。

惚れたオンナを好きにして、そうして何度もいかせたいと思うのは、瑠璃さんの言い草じゃないけど、これはオトコの本能だろう。

秘所を舌でなぞると、瑠璃さんの身体は素直に反応を示した。

昨夜来、今までよりもさらに勝手知ったる瑠璃さんの身体だ。

舌でなぶるようにしてやると、瑠璃さんはすぐに

「あぁ・・」

と吐息交じりの甘い声を上げはじめた。

指で広げ芯を舌で捉え、唇を押し当て震わせる。

瑠璃さんの腰が浮き、吐息が「いやぁ・・」と泣き出す寸前の声に変わった。

イヤ、と言われて、ここでやめるバカはいないだろう。

逃れようと動く腰を押さえ、更に強く舌を這わせていると、瑠璃さんが大きく息を飲んだかと思ったら背を反らせた。

顔を覗き込むと、目は潤み、熱い息を吐いている。

「いった?瑠璃さん」

瑠璃さんは言葉もないままに、小さくこくこくと頷き、ぼくはその薄っすらと開いた唇にキスをしてオデコを撫ぜる。

ぼくの舌だけで簡単にいってしまう瑠璃さんが堪らなく可愛い。

好きな人を、きちんといかせることは、オトコとして最大で最高の栄誉なわけで───

以前より瑠璃さんは、確実に感じやすくなっている。

ぼくに取って何より嬉しいことだった。

「後ろから・・・いい?」

そっと聞いてみると、ハッとしたように瑠璃さんの目が開かれ、何かを言い掛けたけど、結局はコクンと頷いた。

さっきの約束を思い出したのかも知れない。

瑠璃さんの身体を反転させると、腰を上げさせ、一気に貫く。

言葉にならない声を瑠璃さんはあげ、ぼくは瑠璃さんの顎を掴み、顔を見えるように向けた。

この陽光の中でこんな恰好をさせられて、瑠璃さんがどう思っているかなんて、それは聞くまでもないことだった。

昨夜のバスルームはともかく、ベッドの上では初めてで、瑠璃さんは今までは恥ずかしがって許してくれたことはなかった。

許されたと言う満足感と、征服欲が満たされたと言う達成感が湧いてくる。

ぼくしか見れない瑠璃さんのこの姿に、かつて経験したことのないほどの愛欲がこみあげる。

瑠璃さんを恥ずかしがらせ、いかせ、許され、受け入れられたい───

それが、紛うことなきぼくの本心だった。

スケベな奴だと笑いたければ笑えばいいさ。

だけど───

男が女を愛すると言うのは、こういう事じゃないのか?

瑠璃さんが背中を仰け反らせ腰を震わせる。

いったことを確認し、またしても身体を反転させ、そのまま向かい合って貫いた。

その瞬間の瑠璃さんの顔を見ながら、一緒にいきたかった。

「瑠璃さん・・、いく時、言って・・」

「高彬・・・、高彬・・・」

うわごとのようにぼくの名前を呼ぶ瑠璃さんは、必死にぼくにしがみついてくる。

「あぁ・・・っ」

「瑠璃さん」

ぼくたちは、同時に達し、きつく抱きしめ合ったのだった。






…To be continued…


宴もたけなわと言う感じで、誠に残念ではありますが、これにて「らぶポカシーン」はいったん終了いたします。
長らく「らぶポカ」にお付き合いいただきありがとうございました。

次回は、空気読めない感じで、颯爽と鷹男が登場してきますので、どうか皆さん、生暖かい目で迎えてあげてください。

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Secre

ベリーさま

ベリーさん、こんにちは。

> 高彬、私どもは笑いません!逆に万歳三唱ですからね!心置きなくおやりなさい!!(オイッ)

ありがとうございます(笑)
誰も高彬を笑ったりはしませんよね!

> あーあったかくなりましたよ
> 瑞月さん、どうもありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ、お付き合いいただきありがとうございました。
皆さんからいただいたコメントのお蔭で、とても楽しく書くことが出来ました(*^^)v

> 鷹男が颯爽と出てこようが、苦虫を潰した顔の守弥が出てこようが、密な一夜を過ごした2人には「この世の春に勝るものなし!」でございましょう。

あはは、そうですよねぇ。
鷹男、早く気付けばいいんですけどね!自分の役どころに(笑)

> らぶぽか祭り〜♪ 感謝です〜

私の方こそ、感謝です~~。

非公開さま(Mさま)

Mさん、こんにちは。

こちらこそ長きにわたり(長すぎ?)「らぶポカキャンペーン」にお付き合いいただきありがとうございました。
<社会人·お風呂編>の名称も(Mさんと私の中だけで)定着しましたし、今度、お風呂編の次は何編にしようか・・・、と思案する毎日です(笑)

そうです、そうです。
根底にあるのは、瑠璃への愛です。愛あればこそ、です。

いえいえ、社交辞令なんかでは決してないのです・・・
え~~~~、味が変わるですって?!
それは初耳ですよ、Mさん。
そんなことってあるんですか!
ちょ、ちょっと、ググってみます(笑)

「笑いたければ笑えばいいさ」
高彬、私どもは笑いません!逆に万歳三唱ですからね!心置きなくおやりなさい!!(オイッ)
あーあったかくなりましたよ
瑞月さん、どうもありがとうございます。
なんかこう、爽やかですねっ
鷹男が颯爽と出てこようが、苦虫を潰した顔の守弥が出てこようが、密な一夜を過ごした2人には「この世の春に勝るものなし!」でございましょう。
らぶぽか祭り〜♪ 感謝です〜


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