社会人・恋人編<16>

※性的な描写があります、苦手な方は閲覧ご注意ください。



こうして瑠璃さんの全身を洗ってみると、改めて瑠璃さんの身体の華奢なことに驚く。

首回りの細さと言い、ウエストのくびれと言い、男のそれとまるで違う。

何よりも驚いたのが、膝の小ささだった。

恋人になって一か月、瑠璃さんの身体はそれなりに熟知しているつもりだったけど、まだまだ知らない事ばかりだ。

膝の裏から太ももにかけての辺りを泡でなぞっていると

「くすぐったい・・・」

瑠璃さんがくすくすと笑った。






─Up to you !Ⅱ─<第16話>






その後も瑠璃さんがあまりにくすぐったがるのでシャワーで流してやることにした。

内心、ぼくの身体も洗ってもらうことを期待していたんだけど、まぁ、それをいきなり瑠璃さんに求めるのは、ちょっと求め過ぎというものだろう。

シャワーのお湯が泡を流していくに連れ、当たり前だけど瑠璃さんの裸身が露わになっていく。

「・・・あれ」

ふと瑠璃さんの乳房に目が行った。

右の乳房の下側の膨らみに、赤黒いシミのようなものがある。

シャワーを瑠璃さんの肩から流し掛けながら、まじまじと顔を近づけて行くと

「・・・それ、この間のよ・・」

ぼくの視線の先にあるものに気が付いた瑠璃さんが、ぼそりと呟いた。

「え」

「だから、ほら。この間、高彬が・・・」

「・・・・・」

そこまで言われてようやく気が付いた。

この前のソファでの時、そう言えばそんなことをしてしまったような気がする。

だけど、こんなに痕になっているとは・・・。

そんなに強く吸った覚えはないんだけどなぁ・・

「ほら、ここにもあるんだから」

唇を尖らせながら瑠璃さんが言い、自分の脚の付け根の辺りを指し示している。

「・・・・・」

怒ってるんだろうけど、男をそそるようなその姿態に、自分で気が付いているのだろうか・・・

いい加減、と言うか、すでに我慢も限界に来てるわけだし、そろそろ頂いても───

チラリとそんなことを思った瞬間、果たしてオオカミの牙に気が付いたのか、それは定かではないけれど

「今日はあたしが痕をつけてやるわ」

さも<仕返し>と言わんばかりに、瑠璃さんが言い

「高彬、ここに座って」

ぽんぽんとジャグジーの縁を叩き、言われた通りに座ると瑠璃さんが前に立った。

少しふらつき、咄嗟に支えてやる。

「どこにつけてやろうかしらぁ・・・」

なんて言いながら、相変わらず少しトロンとした目でぼくの身体を検分している。

だけど、肝心なところからは微妙に目を逸らせているところが瑠璃さんらしくて、何て可愛い恋人なんだろう、と思う。

こんな仕返しなら大歓迎だ。

「どこでもいいよ。好きなところにつけてもらって」

腕を広げて見せると

「じゃあ、・・・・ここ」

と言いながら、瑠璃さんが肩の内側、鎖骨の上辺りに唇を近づけてきた。

ぼくの両肩に手を置き、まるで吸血鬼のように吸い付いている。

一生懸命に吸っているのか、小さく「チュッ、チュッ」と聞こえてきて、何だか身体中の血が逆流してるんじゃないかと思うほどに背中がザワザワとして来る。

ほつれ髪が肩に触れ、肩に置かれた瑠璃さんの細い指に無意識になのか力が入り、堪らなくなってぼくは瑠璃さんの肩に手を置くと身体を離した。

座ったぼくの目の高さにちょうど瑠璃さんの乳房があり、ぐっと引き寄せて口に含むと

「あっ」

ふいを喰らった瑠璃さんが声を上げた。

その声がまた何だか色っぽくて、舌を使い思い切り吸い上げながら、指先で分け入ると、たちまち瑠璃さんの口から言葉にならない吐息が漏れだした。

だんだんと瑠璃さんの声が切なげになり、立っていられなくなったのか、ぼくの両肩に手を置いてきた。

そっと指で瑠璃さんの感じるところを触ってやると

「高彬・・・、いや・・・」

泣きそうな声で言い、頭を振る。

男の生々しい欲望と、愛しさが同時に込み上げてきて、それは瑠璃さんを泣かすほどに感じさせてやりたいと言う気持ちに繋がって行く。

立ち上がりいったん瑠璃さんを抱き締めると、そのまま白い大理石の壁に瑠璃さんを寄りかからせた。





…To be continued…


オオカミ高彬、ほろ酔い赤ずきん瑠璃ちゃんに一体何を・・・?!
多分、あと1話か2話「らぶポカ」が続いて、その後、鷹男やら守弥らの本筋の話に戻ります。

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Secre

ベリーさま

ベリーさん、こんにちは。

> 高彬(&瑞月さん)の念願が叶いましたね!

はい、お蔭さまで成就しました(笑)

> 「心のメモ」ってのに笑ってしまいました。

真面目な高彬のこと、付箋とか付けてちゃんと管理してそうですよね。

名(迷)言集、ありがとうございます。お預かりいたします!

非公開さま(Mさま)

Mさん、こんにちは。

Mさんの不気味な笑い声、聞こえてきました。
・・と思ったら、自分の声でした(笑)

妄想に拍車、いいですね。
類は友を呼ぶ。妄想は妄想を呼ぶ。みんなで広げよう、妄想の輪!
つるつる~と筆を滑らせていきたいと思います。

高彬(&瑞月さん)の念願が叶いましたね!
平安時代ではお風呂シーンは書けないですからね〜 悲願成就ですね👍
「心のメモ」ってのに笑ってしまいました。


そして迷言中の迷言を忘れていました!
帥の宮を呼び込むための相談中。
(ふーん。守弥、まさか、由良姫のこと、、、、)
と瑠璃が血迷っていましたね
5巻の第3章、後宮へ、の中です

これ読んだ時は、つい2人がカップルなのを想像して、高彬がさらに苦悩している絵が浮かびました。。。冷や汗ものです
夏と融ぐらいありえない!

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