拍手お礼SS<7>

瑞月です。

新しい年が始まりましたね。

お正月、皆さんは如何お過ごしでしたでしょうか。

年末の慌しさに比べて、お正月休みは余りに短いと感じるのは私だけでしょうか。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末にアップしたSS、こちらに再アップです。




*** 拍手お礼SSの寄せ集めです。投稿順に載せています ***





***木枯らしの夜に ***




高彬がやってきたのは亥の刻も過ぎた頃───

今日はもう来られないのだろうと予想して床に就いた後だった。

うとうととまどろみかけていると、ふいに夜気が流れ込んできて、その冷たさにあたしは目を開けた。

昼過ぎから強くなった風が、夜になってもやんでいないようだった。

几帳を回り込む人の気配に、すぐに高彬だと気付いたけれど身体は反応出来なかった。

高彬はあたしは寝てると思ったみたいで、静かに衣を脱ぐ気配があり、夜具に入ってくるかと思っていたら──

文机の前に座り、そのまま何事かを筆でしたため始めた。

すぐに書き終えて来るだろうと思っていたのに、なかなかやって来ない。

頭だけ動かしてそっと窺うと、手燭の灯りに浮かび上がる高彬の真剣な横顔が見えた。

時々、ふと手が止まっては筆を置き、思案気に目を閉じたりしている。

この様子からして、何か仕事の書類でも仕上げているのかも知れなかった。

ちろちろと揺れる灯りに見える高彬の横顔。

静かな部屋に、ヒューヒューと風が通り過ぎる音だけがしている。

あたしは夜具を抜け出した。

そっと高彬のそばに行き、高彬があたしに気が付いて振り向くより先に静かに後ろから抱きついた。

「ごめん、起こしてしまったね」

「ううん。ずっと起きてたもの」

「そうか」

高彬の肩に顎を乗せて覗き込むと、難しい漢字ばかりが並んでいた。

「仕事?」

「うん」

「急ぎなの?」

「うん・・。だけど、もう止めるよ」

「いいのよ、続けて。ここで見てる」

「・・・じゃあ、もう少しだけ。すぐ終わらせるから」

高彬が筆を取り、書き始めた。

高彬の動きが直に伝わってくる。

書き始め、筆のさばき、ちょっとした息遣いまで──

「こうしていたら邪魔?書きにくい?」

「そんなことない。大丈夫だよ」

その言葉にあたしは安心して抱きつき直す。

やがてカタンと筆が置かれ、どうやら書き終わったみたいだった。

「終わったの?」

「うん。さ、寝よう」

そのまま2人して夜具にもぐりこむ。

「瑠璃さんのお陰で寒くなかったよ」

「良かったわ。お役に立てて」

「今日は朝から寒かったからね、風が強くて」

「北風ね。今も強いみたい」

そんなことを言い合ってるうちに、あたしはすっかり裸にされていた。

裸で抱き合うことがこんなにも温かいことだと、あたしは今まで知らなかった。

外は木枯らしが吹いているのに、夜具の中はこんなにも暖かい。

寒い寒い木枯らしの夜に、あたしたちは裸で抱き合う。

肩も胸もお臍も、これ以上、近づけないというくらいにぴったりとくっつけ合う。

「瑠璃さん・・」

高彬の動きも息遣いも、木枯らしの音がすべてかき消して行く──








***木枯らしの夜に <Part2>***






格子越しに庭木のしなる音と葉擦れの音が絶え間なく聞こえてくる。

風がまた一段と強くなったようだった。

暗闇の中、ぼくは何度目かも判らない寝返りを打った。

宮中から戻り横になったのが亥の刻。

どうにも寝付けないでいるのだ。

もうすでに丑の刻を過ぎただろうか。

朝も早いのだから少しでも眠っておかなければ───そう思うそばから頭が冴えてくる。

原因は判っている。

至極、簡単なことだ。

ここのところの激務で瑠璃さんに会えていないのだ。

寝返りを打ちため息をついたところで、ぼくは思い切って起き上った。

───会いに行こう。

今から行けば、早朝までには戻ってこれるだろう。

深夜に従者らを起こすのが忍びなく、いや、本音を言えば、こんな時刻に三条邸に行くことを知られたくなくて、1人、騎馬で三条邸に向った。

強い向かい風の中、疾風を走らせる。

怖いほどに澄んでいる冬の夜空には星々が瞬いている。

見知った門衛が無言のままに門を開け深々と頭を下げる中、ぼくは三条邸の門をくぐった。

庭を回り瑠璃さんの部屋を目指す。

ぶら下げられた釣灯籠の灯りが折りからの風に大きく揺らめいている。

妻戸を開け室内に入っていくと、几帳の向こうに確かに瑠璃さんの気配があった。

そっと顔を覗き込むと規則正しい寝息が聞こえ、眠りはかなり深そうである。

夜具にもぐりこみ、そのまま瑠璃さんを抱きしめる。

「瑠璃さん・・」

暗がりの中、身じろぎする気配と共に声にはならない返事があった。

勝手知ったる瑠璃さんの身体、ぼくはいつもの手順で──いや、いつもよりかなり性急に──解きほぐして行く。

驚いたように少し抵抗するしぐさを見せたけれど、構わずに続ける。

肌に唇を這わせながら、瑠璃さんより先にぼくの方がどんどん昂って行くのが判った。

少し抑えなければ───

この分だと瑠璃さんを置いてけぼりにしてしまいそうだ。

熱くなる身体とは裏腹に、妙に頭は冷静になっていく。

事を終えたらすぐに三条邸を後にするぼくを、瑠璃さんは呆れるだろうか。

それが目的だったのかと怒るだろうか。

だけど、こういう気持ちになった時、浮かぶのは瑠璃さんの顔だけなのだ。

抱きたいと思うのは瑠璃さんだけ。

ぼくは瑠璃さんと、したいのだ。

「・・・瑠璃さん」

その瞬間、思いがけずに掠れた声が出でしまい、ぼくは瑠璃さんを強く抱きしめた。

息を整えながら、やはり気になるのは瑠璃さんの反応だった。

「・・・ごめん」

「・・・・」

「もう行かなきゃならないんだ・・・」

「・・・・」

「ほんと、勝手でごめん」

瑠璃さんの両腕がぼくの首に回されたと思ったら

「・・・嬉しい」

耳元で呟く瑠璃さんの声が聞こえた。

「今度はもっとゆっくり、して・・・」

どこか寝惚けたような甘えるよう口調だった。

返事の代わりに接吻をし、そっと部屋を出る。

まだ外は暗かったけど、東の空にわずかばかりの朝の気配があった。

もうじき夜が明ける。

今日も忙しい一日になるだろう。

木枯らしの吹く中、ぼくは疾風を走らせた。



<終>







***三条邸にて***




小萩からの文を3度読み返したところで、ぼくは(うーむ)と頭を抱えてしまった。

ぼくの足の怪我を知った瑠璃さんが怒り心頭に発していると言うこと、しかも、ここ白梅院にやってくるつもりであることが、るる綴られていたのである。

「あ、若君。どちらへ。まだおみ足が・・・」

背後からの守弥の声を無視し、急ぎ車宿りに向った。

うかうかしていたら瑠璃さんがここ白梅院に来てしまう──

先手を打って三条邸にいくしかないだろう。


***


まだ少し痛む足で渡殿を歩いていくと、瑠璃さんの部屋の方から何やら人の声が聞こえてきた。

「・・姫さま・・・お考え直して・・」

「・・大丈夫よ、すぐに戻るから・・」

白梅院に行く行かないで、瑠璃さんと小萩が押し問答をしているのだろう。

「やあ、瑠璃さん」

つとめて朗らかに部屋に入っていくと、同時に振り返った2人が同じように目を丸くしている。

「高彬・・」

唖然と佇む瑠璃さんの横を、意味ありげな目配せをよこしながら小萩がすり抜けそのまま部屋を出て行った。

「あんた、足・・・」

「本当にごめんよ、瑠璃さん。心配をかけて」

瑠璃さんが何か言うより早くに、すばやく瑠璃さんの手を取り座らせた。

ぼくの目を見て何か言いた気に口を開けかけた瑠璃さんは、そのままの顔で少し止まったと思ったら、次の瞬間、ぷっと頬を膨らませた。

「どうしてすぐに知らせてくれなかったのよ」

唇を尖らせ、不満たらたら、と言う感じである。

「ごめん。言ったら心配すると思ったんだ」

「そりゃあするわよ」

「だろ?大した怪我でもないのにみすみす瑠璃さんに心配をかけることないじゃないか」

そういうと瑠璃さんはますます唇を尖らせた。

「心配くらいさせてよ。妻なんだから」

「・・・・」

「高彬のところ、行こうと思ってたんだから」

「いや、それはちょっと・・・」

「だったらちゃんとこれからは教えること。いい?」

「うん。・・・判った」

ぼくは素直に頷いた。

口調は乱暴だったけど、瑠璃さんが心底ぼくを心配してくれているのが伝わってきたから────

「足、どうなの?まだ痛むの?」

「うん、少しね」

「どの辺が?」

「この辺り」

「馬鹿ねぇ・・」

言いながら優しく撫ぜてくれる。

馬鹿ねと言いながら、俯いた目元も口調も優しかった。

「ねぇ、瑠璃さん」

「なぁに」

「膝枕・・・してもらってもいいかな」

「え、何よ急に」

「膝枕してもらったら足の痛みが取れる気がする」

「そんなことが・・・・」

あるわけない、とでも言いかけた瑠璃さんは、いったん言葉を切り、肩をすくめると

「いいわよ」

と体勢を変えた。

足をかばうように横になりながら、ゆっくりと瑠璃さんの膝に頭を乗せる。

瑠璃さんの膝は───

柔らかくて気持ち良かった。

「瑠璃さん、このまま眠ってしまいそうだよ・・」

目を閉じ言うと

「いいわよ。こうしていてあげるから」

上から瑠璃さんの声が降って来た。

まどろみの中、ぼんやりと考える。

甘えたり心配してくれる人がいるっていいな・・・

ぼくが邸を構えられれば、毎日、瑠璃さんとこうして・・・

「瑠璃さん、早く・・・一緒に暮らそうよ。ぼく、もっと仕事頑張るよ・・」

眠りに落ちそうになりながら呟くと、ぼくの額に瑠璃さんの手が置かれたようだった。

「これ以上、頑張ってどうするの。・・・馬鹿ねぇ」

瑠璃さんの忍び笑いが聞こえた。



<終>






***社会人編<ifバージョン>***





「ねぇ、大丈夫?帰れる?」

街路樹の隣のベンチに座る高彬に声を掛ける。

「こうして少し夜風に当たって行けば大丈夫だよ」

そういう高彬の顔は白いし眉間には皺が寄っているしで、とてものこと大丈夫そうには見えなくて、あたしは肩で大きく息を付いた。

さっきまでのあたしの歓迎会で、隣に座り杯を重ねる高彬を見てイヤな予感はしていたのよ。

だんだん口数は少なくなってくるし、この人、お酒は強くないんじゃないかしら・・?とピンと来た。

「お酒弱いなら、あんなに飲まなければいいのに・・・」

思わず呟くと

「・・・瑠璃さんの歓迎会だしさ、つい・・・」

呻くようにそんなことを言うのであたしはまじまじと高彬の顔を見てしまった。

高彬のことはNY支店にいる頃から色々噂には聞いていて、あたしは勝手に鼻持ちならない奴なんじゃないか、なんて思っていたのだった。

でも実際の高彬は全然そんな人ではなかった。

高所恐怖症だったり、こんな風にお酒に弱いくせに無理して飲んじゃったり。

いい具合に情けない感じが(ふぅん・・)と言う感じで好感が持てたりする。

「タクシー来たわよ」

後部座席に座った高彬は「じゃあ」と片手を上げて笑って見せた。

それがあまりに無理してる感じがアリアリで、あたしはエイっと一緒に乗り込んでしまった。

放っておけないじゃない。

あたしの歓迎会で無理して飲んで具合悪くなったって言うのにさ。

あたしが乗り込んだことを横目で見て一瞬びっくりしたような顔をしたけれど、でも、何かを喋るのももう大義なのか、そのまま深く身体を沈めた。

マンションの玄関まで無事辿り着いたので、帰ろうと口を開きかけると

「水・・・」

高彬が低く呻く声が聞こえた。

「水?・・・ちょっと待ってて」

迷ったのは一瞬で、靴を脱いでリビングへと向かうと

「いや、大丈夫。自分で飲む・・・」

後ろから付いてきた高彬はいきなりシンクに頭を突っ込むような格好で、蛇口から流れる水に唇を当てて飲み始めた。

普段の高彬からは想像出来ないような粗雑なしぐさに───

ドキリとしてしまった。

カーテンの隙間から入る街の灯りが高彬の顔を浮かび上がらせている。

ごくごくと飲むたびに動く喉仏とか、耳から顎にかけてのラインとか・・・

何でだか目が離せなくなってしまう。

何、ドキドキしてるんだろう・・・あたし・・・

リビングのソファに倒れ込もうとするのを

「そんなところで寝たら風邪ひくわよ」

寝室と思われるドアの前まで引っ張っていく。

ドアを開け今度こそは帰ろうと回れ右をしたところで、いきなり後ろから抱きすくめられてしまった。

「・・・なっ!」

「・・・一緒に・・寝よう・・」

「えっ?えっ?えっ───?!」

気付けばベッドに倒れ込んでおり、後ろからしっかりと抱きしめられている。

「ちょ、ちょっと・・・」

せめてもの抵抗と身をよじっていると、やがて小さな寝息が聞こえてきた。

「た、高彬?!」

振り向こうにもがっちりホールドされててびくりとも動けない。

寝息はやがてスースーと言う規則正しいリズムとなり───

──あたしは抱き枕じゃないんですからね!

文句を言って腕を振りほどきたいのに、耳に当たる高彬の寝息が何故だか気になってしまい・・・

あたしはまんじりともせずにそのまま一晩を過ごしてしまったのだった・・・



<続く・・・?>






*** New Year's Eve.***




「姫さま、お重はこちらでよろしゅうございますか?」

「そうね、ありがとう。小萩ももう下がっていいわよ。高彬は今日は遅くなるって言ってたから」

そう言うと小萩は

「それでは姫さま、良いお年をお迎えくださいませ」

手を付き丁寧に口上を述べ退出していった。

1人の部屋であたしはぐるりと室内を見回した。

二階厨子には、鏡餅と生け花が新年を迎えるに相応しく華やかに飾られている。

今年もあと少し。

2時間もすれば新しい年がやってくる。

大晦日、適当な理由を付けて休暇を取る人も多いと聞くけれど、そこはお役目大事な高彬のこと。

寒空の中、今朝も出仕していった。

あたしは文机に肘を付き、ぼんやりと燈台の灯りを眺めた。

もうじき高彬が帰ってくる。

きっともう牛車の中で、すっかり遅くなったことに焦りながら家路を急いでいるに違いないのよ。

焦る高彬の顔まで浮かんでくるようだわ。

あたしは小さく笑い、そうして(ほぉ・・)とため息を付いた。

思えば童の頃、あたしは人を待たせてばかりだった。

父さまを待たせ、女房を待たせ、でも、あたしが誰かを待つなんてことはなかったように思う。

待つって言ったら、いいとこおやつの時間を待つくらいでさ。

───人を待つ時間と言うのは・・・何て幸せな時間なんだろう。

高彬が帰ってきたら、まずはすぐに暖かい火鉢のそばに招いて、そうしてお腹がすいてるかを聞いて・・・・

そんなことを考えているうちにウトウトしてしまったみたいで、妻戸の開く音であたしはふと目を覚ました。

やわやわとした燈台の灯りの中、高彬が立っていた。

「あ・・・お帰りなさい・・」

慌てて立ち上がろうとすると、やんわりと制されてしまい高彬が隣に座って来た。

「お疲れさま。今・・何時?」

「もう11時半だよ。すっかり遅くなってしまったね」

「忙しかったの?」

「仕事が終わって帰ろうとしてたら、今上にお声を掛けられてしまってね。一杯、お付き合い申し上げてきた」

そういう高彬の顔はほんのりと赤いようだった。

「お腹は?」

「少しつまんできたから・・・・あ」

ふと耳をそばだてるので何事かと思ったら

「除夜の鐘だ」

高彬は立ち上がった。

耳を澄ませると、確かに高彬の言う通り「ゴーン、ゴーン」と言う音が夜のしじまに響いていた。

妻戸を開け、2人並んで除夜の鐘の音色に耳を傾ける。

「今年ももう終わるのねぇ」

呟くと

「瑠璃さん、おいで」

手を取られ、夜具へといざなわれてしまう。

横たわり、髪を撫ぜられながら、あたしは忍び笑いをもらしてしまった。

「何だい、笑って」

聞き咎め手を止めた高彬に向かい、あたしは今日、仕入れたばかりの情報を披露する。

「高彬、知ってる?除夜の鐘ってね、煩悩を祓うためにつくんですって。人には108の煩悩があって、執着や欲望・・」

言いかけると、とうに知っていたのか、高彬は含み笑いをし

「煩悩を祓うための除夜の鐘を聞きながら、ぼくたちは煩悩まみれのことをしようとしてるんだね」

なんて言うので、あたしは笑わずにはいられなかった。

口づけし合いながら、だんだんと息が乱れてくる。

高彬の動きに身も心も委ねながら、あたしは考える。

高彬がいてくれて嬉しいと言うこの気持ち、これを執着だと言うのなら───

高彬に抱かれる心と身体の喜びを、これが欲望だと言うのなら───

煩悩と言うのは、人を好きだと言う気持ちなのではないかしら?

帰ってくる人を待つ時間や、執着や欲望。

童の頃には持ち得なかったもので、その分、辛い思いをすることもあるけれど。

でもやっぱり大人になるって、生きているって素敵だわ。

全てを終え、高彬はあたしの上で息を整えながら

「・・ぼくはこの先も、ずっと煩悩に振り回されそうだよ」

真面目な声でしみじみと言うので、あたしはまたしても笑ってしまった。

「あたしも、よ」

高彬の首に腕を回しながら言う。

あたしたちはこれからも、きっとたくさんの煩悩の中、毎日を過ごして行くのよ。

だってそれが、生きているということなのだから──

抱き合ったまま眠りに付き、翌朝は2人同時に自然に目を覚ました。

外からは子どもたちの遊ぶ羽子板のコーンコーンと言う小気味の良い音が聞こえてきている。

新年を言祝ぐ声に、お餅の焼ける香ばしい匂い。

横になっていられなくて夜具を抜け出し妻戸を開けると、目にまぶしいほどの朝の強い日差しが部屋に入り込んで来た。

隣に立つ高彬の手に、そっと自分の手を滑り込ませてみると思いがけないほどの強さで高彬が握り返してきた。

新しい一日、新しい一年が始まる───

あたしは澄んだ朝の空気を、胸一杯に吸い込んだ。




<終>


(←お礼画像&SS付きです)

コメントの投稿

Secre

非公開さま(Rさま)

Rさん、「他己紹介」読めてるんですね!良かったです^^

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非公開さま(Rさま)

Rさん、こんにちは!

本当に今年のお正月は暖かでしたね。
今日なんてコートなしで大丈夫でした(^^♪
そういえばRさんって携帯から見ていただいているのですよね?
拍手ボタンの「他己紹介」はご覧になったことありますか??
瑠璃が高彬を、守弥が高彬を、小萩が瑠璃を…紹介してるんですけど。
スマホや携帯からだと、もしかしたら見えてないかも・・?

ネコもいいですね~。
でも抱くにはちょっと小さすぎやしませんか?(笑)

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