高彬<3>&拍手レス

瑞月です。

「別館」のパスワードの申請を下さった皆様。

改めてありがとうございました。

「Secret Japanesque」が皆様のご期待に沿えるものだったかどうかはわかりませんが、もし不快感や嫌悪感を持たれた方がおりましたら、すみませんでした。

決してエ*ロ目的で開設したわけではないのですが、性的表現の許容範囲は本当に人それぞれだと思いますので・・・。

読む読まないの判断は、どうぞご自身でお願いいたします。

何人かの方から、パスワードのお問い合わせをいただいているのですが、諸事情により、現在はパスワードの配布を休止しております。

配布を開始したときには当ブログ内でご案内しますので、そのときにもまだお気持ちが変わっていないようでしたら、改めての申請をお願いいたします。

(クイズの答えを「筒井筒」と書いてくださった方。すみませんが外れです。)

さて、皆様からいただいたメールを拝読して、案外、多かったのが

「昔は鷹男派でしたが、大人になった今は断然、高彬です」

でした。

読んだとき、思わずパソコンの前でガッツポーズをしてしまいました。

そうなんです。パッと見の華やかさはないですけど、高彬は本当に男らしくてカッコ良いんです!

(もちろん鷹男もカッコ良いですけどね・・)

氷室先生は、瑠璃の口からは

「堅物、朴念仁、和歌が下手、女心がわかってない、字が下手、年下のガキ、コドモ夫・・・・」

とさまざまな酷評をさせていますが、実はちゃんと高彬のカッコ良さをそこかしこに書いているんです。

といっても最初の頃は、どちらかと言うと「年下としての可愛いさ」が優先していて、めきめきとカッコ良くなってくるのは結婚後です。

2巻ラストの雪の吉野あたりもカッコ良いのですが、でも、まだ、あのあたりはちょっと背伸びしてる感じのカッコ良さだと思います。

そういえば、何度か初夜が流れていますが、そのたび、高彬は瑠璃の部屋を訪れるわけですが、そのときの描写にも違いがあるんですよね。

1回目のときは部屋に『のそっと入ってきた』

2回目は声をかけると『ずりずりと近づいて来た』

そして3度目の正直の3回目は『妻戸からするりと入ってきた。御簾を持ち上げてやると、これまた、するりと内に入ってきて・・・・』

どうです、部屋の入り方ひとつとっても、高彬はちゃんと成長しているんです!素晴らしい!

あと、急に巻数が飛びますが8巻でのラスト近く。

帥の宮邸で起こった火事を奏上すべく、前触れで検非違使の連中が向こうから近づいてくる場面。

『馬のいななきと蹄の音が、乱れて聞こえてきた・・・』

となっています。

対して、その後に来た高彬の描写は

『はるか彼方から、確かな蹄の音が響いてきた』

となっていて、この『乱れた』と『確かな』の違いで、氷室先生は高彬のカッコ良さを書き出しているんです。

もちろん検非違使は複数いたから、蹄の音も混ざるのでしょうが、それにしても、こういう書き分けは見事だよなぁ・・と思います。

「高彬は馬を上手に乗りこなす」と書くよりも、案外、効果的なのかもしれません。

高彬についてのこういうサブリミナル効果(?)みたいな描写は多くて、だからこそ、何度も読むうちに高彬派になる方が多いのかもしれません。

ここまで丁寧に書き込まれている男性キャラは他にいなくて、ファンの欲目を抜きにしても、高彬は氷室先生のイチオシ男性キャラだったことは、まず間違いないと思います。

(おそらく2番は守弥でしょう。守弥もまた、男としても可愛げが書かれていると思います)

高彬の魅力がサブリミナル効果として書かれているところは、たとえば堅物なくせに

『いったい、ふたりでどういう話してて、そんなキワドイ話になったんだ。・・・』

と瑠璃と夏姫との会話に『ちらりと好奇心めいたものが』よぎってみたり。

オトコとしての、ちょっとしたスケベ心が表れていると思いませんか。

そうかと思うと形式を重んじるくせに、妻戸の外で瑠璃の様子を伺って、ここぞというタイミングで出てきたり。

『・・・そうはいかないよ、瑠璃さん』

瑠璃の性格をわかってて、先回りして釘を指しています。

決して年下で瑠璃に頭が上がらないわけではなく、きっちりと言うことは言っています。

『すぐ人に同情したり、好きな人の味方になるのは、瑠璃さんのいいところだ。悪いところでもあるけどね』

この台詞もそうですよね。

瑠璃自身よりも瑠璃の性格を把握しているのかも知れません。把握と言うか、分析。

高彬は感情と理性のバランスが取れていて、その天秤が時々揺れるのですが、この時は理性が勝っている状態。

ちなみに、この「天秤が時々揺れる」のが、高彬の魅力のひとつだと思います。

宮廷で腹の探り合いをして、感情をあらわにしない訓練を高彬は日々しているわけですが、その高彬が感情を丸出しにするのは、決まって瑠璃がらみです。

まず思い浮かぶのが「愛染明王」のシーン。

でも、あの場面で高彬は手をあげませんでした。

感情をあわらにしてるけど、理性はあるんです。

ただの堅物や朴念仁には出来ません。

『ごちそうになる前にお礼状を書く人間がどこにいるんだ』

『おとなしく部屋の中にいて、御簾の内にいて<中略>そんなに難しいことかねぇ』

と、一見、女性蔑視のような発言をしたかと思うと、でも、瑠璃の気持ちを汲んで、きちんと手順を踏んで結婚するために苦手な歌を克服しようと陰で努力してみたり。

高彬からは「偽善じゃない、真のフェニミスト」の匂いがするのです。

女性に対してだけじゃなく、きっと男性に対しても。

人は平等だとわかっていて、でも、きちんと身分制度はわきまえている。

権少将(夜這いしようとした人)に対して、一歩も引かなかったけど、でも礼は失ってなかったり、煌姫のところにしつこく言い寄っていた備中介に

『見覚えはなかろうが、わたしは右近少将です』

と、ちゃんと身分の差を見せ付けていたり。

きちんと、その効果をわかっているんです。

ですが、決して備中介その人を軽んじているわけではなく、あくまでも身分の差。

高彬にとって身分は「分類」や「記号」みたいなものなんじゃないかと思います。

だから上の人におべんちゃらは言わないだろうし、下の人を蔑むようなこともしない・・・。

そんな気がします。

字が下手なのは・・・う~ん。

あ、でも、真情あふるる文を書いていましたしね。

ヨタヨタ文字さえも愛おしい、です。

そういえば、何人かの方が、二人の御ややが見たい・・・と書かれていましたが。

せっかく天下晴れて、結婚できたわけだし、管理人としては、もっと、ゆっくりと・・・

と思っております!

あ、そうそう。そして、もうひとつ。

18歳以上である旨を書いて下さい、と書いたのですが、ほとんどの方は

「ジャパネスクと出会って20年になります」

と言う書かれ方でしたが、何人かの方は年齢を書いてくださいました。

その方たちが決まって書かれてる言葉が

「恥ずかしながら40歳です」



「この年で、パスワード請求なんて恥ずかしい・・・」

と言ったものでした。

恥ずかしい事なんて、ありません!(きっぱり)

氷室先生の本をリアルタイムで読まれていた方でしたら、間違いなく、30代後半~40代以上だと思います。

もちろん、管理人もばっちり同年代です!

読むことが恥ずかしかったら、書いてる管理人なんて悶死してしまいますよ(笑)

あの頃はコバルト文庫の全盛期で、新井素子先生の「星へ行く船」シリーズ、久美沙織先生の「丘の家のミッキー」、あと赤川次郎先生の「吸血鬼シリーズ」・・・。

友人たちと読みあさっていました。

そういえば、電車に乗って、友人と練馬の石神井公園に行った覚えがありますね。

確か「星へ行く船」の舞台がそこだったような・・・・?記憶が曖昧ですが。

振り返ると甘酸っぱいような、やっぱり一言で言うなら青春時代だったのでしょう。

あの頃があって、今がある。

年を取るのも、悪くない・・・ですよね。

あの頃の乙女に戻って、管理人は書いております。

読んで少しでも「あの頃」に戻っていただけたら・・・・とても嬉しいです。

いろいろな記事に拍手やコメント、非公開でのコメント、メールでの感想などありがとうございます。

とても楽しく読ませてもらっています。

新婚編もたくさんの方に読んでいただいているようでありがとうございます。

以下、拍手レスです。



*******************************


>zouさま

いつも拍手コメントをありがとうございます!

>高彬、包容力ありすぎです!生理前症候群まで把握しているとはただ者じゃありませんw

瑠璃が出産するときは、高彬が御ややを取り上げるかもしれませんね!(そんなまさか)
特別編、楽しんでいただけたようでよかったです。
またぜひお立ち寄りくださいね。
お待ちしています。



********************************




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Re: 高彬大好きv

まほさま

> やっぱり高彬が1番!と再認識しました。貴族の御曹司だけど、馬も乗れてかっこいいですよね。

ですよね!
ただのおぼっちゃまじゃないことろが、さらにツボなんです。

> 誰に習ったのかなぁなんて妄想してしまいました。(守弥は馬が苦手だし)

そうですよねぇ・・・。
守弥じゃないとすると、右大臣家で馬を乗りこなす従者、ですかね。
家庭教師みたいなのも付けられたのかも知れませんね。

> そして、懐かしいコバルトのお話。
> 私も久美沙織さんや倉本由布さん、藤本ひとみさんなどが大好きでした。

あぁ、懐かしいですね。
作者によって背表紙の色が違くて・・・。
クラスの大体の女子が読んでいたと思います。時には授業中に・・・(笑)

コメントありがとうございました。
またお立ち寄りください。
お待ちしています。

高彬大好きv

こんにちは。
高彬についてのお話、楽しく拝見しました。
やっぱり高彬が1番!と再認識しました。貴族の御曹司だけど、馬も乗れてかっこいいですよね。
氷室先生が何かの対談で、高彬は乗馬が上手くないと部下に示しがつかないからみたいな発言をされてました。
武官だし、検非違使との仕事の時などに、必要不可欠ですもんね。
誰に習ったのかなぁなんて妄想してしまいました。(守弥は馬が苦手だし)

そして、懐かしいコバルトのお話。
私も久美沙織さんや倉本由布さん、藤本ひとみさんなどが大好きでした。
80年代少女小説ブームで、書き手の先生方も多彩でしたね。
私は地方にいたので、発売日が遅れたりしました(泣)本に出てくる地名も想像するのみ。
友達と語り合ったり、挿絵漫画家さんの本を探したり。
情報が少ない分、口コミで探したりしてました。
懐かしき昭和、東西冷戦時代ですね。

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