後記&未来予想図<2>

さて、瑠璃と高彬の未来予想図です。

最初に書いておきますが、二人の未来予想図と言うのはたくさんあると思うのです。

妄想なんて、それこそどんな風に考えても自由ですし、それが妄想の醍醐味でもあるわけですからね。

今から書くことは、あくまでも想像です。妄想とはちょっと違います。

氷室先生の作風やジャパネスクの世界観を考察した上での「想像」。

実は、2人の未来予想図については何度も雑記の中で書こうと思ったことでした。

でも今まで書かなかったのは、もしかしたら少しばかり皆さんの予想図と違うかも知れない、と思っていたからです。

一ファンの勝手な考察として読んでいただければ・・・と思います。

8巻ラストでの流れからすると、鷹男×承香殿のところと瑠璃×高彬のところに、ややが誕生する・・・と言う感じでした。

そしておそらくは鷹男のところには皇子が、瑠璃のところには女の子が産まれ、やがて小瑠璃は入内、皇子を産み、高彬はゆくゆくは摂政・関白となり位を極める。

高彬の地位は磐石、一家は安泰。

・・・と、こんな未来が予想されますし、氷室先生もそういう未来をほのめかしていたように思われます。

でも、これはあくまでも「ほのめかしの未来」であって、たとえばジャパネスクの9巻が発刊されたとして、氷室先生はこういう話を書いていなかったんじゃないかと思うのです。

氷室先生は他の作品を見てもわかる通り、親子関係、とりわけ母娘関係を書くことを故意に避けているようですよね。

「クララ白書」ではしーのは寄宿舎生活、「雑居生活」では親は海外、「少女小説家は死なない」では1人暮らし。

瑠璃も子どものころに母親を亡くした設定になっていますしね。

そんな氷室先生が、瑠璃×小瑠璃の母娘物語を書くとは思えないんです。

「ほのめかしの未来」は書かないからこその未来像であって、実際に続編を書いてたら、こういう展開にはなっていなかったのではないか・・・と思うのです。

なんて言うか、氷室先生はジャパネスクで「ほのぼのホームドラマ」を書きたかったわけじゃないと思いますし、それはジャパネスクの世界観からはずれてるよなぁ、と感じます。

ジャパネスクって人間関係や人の心の機微を深く掘り下げて書いていますが、不思議と血縁関係、とりわけ親&子の関係ってあっさりと扱われていると思いませんか?

いわゆる「他人」と固い絆を結んでいたり、「他人」のために奔走してるんです。

血の繋がりのない他者と、血をも超える濃い関係を築いていく。

そこに発生する感動や危うさこそがジャパネスクの魅力であり、世界観だと思います。

なので、我が娘のために奔走してる瑠璃ってどうにも想像が付きません。

誤解のないように書いておきますが、親が我が子のためを思っていろいろ心を尽くしてるのは素晴らしいことだし、ある意味、当たり前だと思います。

それと、父親高彬像ですが、もし娘が生まれていたとして、娘(小瑠璃)に翻弄されてる高彬と言うのも想像できません。

高彬は瑠璃に翻弄されるからイイ男なのであって、娘に翻弄されてる高彬はちっとも魅力的ではないと思います。

それに、高彬は娘に翻弄されるような人じゃないと思うんです。

由良に兄の貫禄で接していたように、娘にはかなり厳しい父親になると思います。

娘に翻弄される高彬の姿は、それはそのまま瑠璃と内大臣の関係がスライドしただけですしね。

(内大臣は、どこまでも瑠璃に都合の良いキャラに設定されていて、高彬がその役どころにはまるとは思えません)

瑠璃と高彬が、あれほどの個性と強烈な魅力を持っている中に、もしそれをしのぐほどの個性を持つ小瑠璃がいたら、お互いの魅力を相殺していってしまうと思うんです。

かといって、両親を引き立てるためだけに登場する小瑠璃・・・と言うのも、これまた意味がないと思います。

我が子思いの母親・瑠璃に、厳しくも優しい父親・高彬、そんな二人に大切に育てられた小瑠璃姫・・・。

ほのぼのとした生活ですが、この設定にジャパネスクらしさはないと思うんです。

なのでファンは、この「ほのぼのとした生活」は「ほのめかしの未来」の中で、自分で楽しむしかないのだと思います。

もし氷室先生がご存命だったとしても、先生の手によって「高彬ファミリー」が書かれることはなかったと思います。

(何かのインタビューで氷室先生は「もし瑠璃が出産したら、瑠璃は出産で亡くなってしまうと言う設定にすると思う。それで高彬はヤモメとなり・・」と話されていたことからしても、それがうかがえます。ですが本当にこのような続編を書くとは考えづらいですので、この発言は遠回しに「もうジャパネスクは書かない」という意思表示だろうと解釈しています)

長い説明になってしまいましたが、これらのことを踏まえて、自分なりの未来予想図というものがあります。

・・・それでですね。

実はこの想像を、二次小説として書いてみるか、ずっ~と考えているのです。

二次小説にするなら、やはりここにあらすじは書かないほうが良いと思いますし・・・。

ただ、内容が「原作のその後の未来」のことなので、場合によっては拒絶反応を示す方もいらっしゃると思うのです。

瑠璃がややを懐妊して出産、その子が入内する展開・・・ではありませんので。

あ、でも離縁とか死別とか、そういう展開では決してないですよ。

まだまだ頭の中にあるだけの話ですし、ジャパネスクのその後として発表できるような作品に仕上げる自信もありません。

ですので、すみませんが、もうちょっと時間をいただけますか?

小説にしない場合は、雑記の方に必ず書きますので!

ですが、妄想族のプライドにかけて(?)言いますが「ややのいる光景」は何度も思い浮かべていますよ!

ややが出来たと告げるシーン、瑠璃のお腹が大きくなってきた頃のシーン、ややを出産した時のシーン、そして初めての育児に悪戦苦闘するシーン。

なぜそれらを二次小説にしないのかと言ったら、高彬の言い草ではありませんが「もう少し新婚生活を楽しみたいから!」です。

いくら一話完結で他の話とリンクしていない短編だとしても、一度「ややのいる二人の光景」を書いてしまったら、なんだか新婚気分に戻れないような気がしてしまうんです。

夫婦二人だけの関係性の醍醐味ってあると思うんです。

自分たちの気持ちひとつだけで繋がっていると言う親密感と、ある種の緊張感。

夫婦二人だけは、子どものいる夫婦よりもドラマチックに感じられて、そんな二人をもう少し書いてみたいのです。

高彬の言う「もう少し楽しみたい」とは、ちょっと意味が違いますけどね(笑)

というわけで、当ブログでは当分の間、御ややは出てこないことをお伝えしておきます。

御ややのいる光景を楽しみにして下さっている方がいらっしゃるとしたらすみません。

なんだかすっきりしない記事ですみません。

「考察による想像」と「妄想」の違いによって、何通りもの未来像が考えられる・・・ということでご理解ください。

ですが、「想像」にしろ「妄想」にしろ、管理人の思い描く瑠璃と高彬の未来予想図は明るいものです。

絶対に二人を不幸にはさせませんよ!

心変わりとか浮気とか、ましてや離縁なんてありえませんからね!





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